突然の彼からの電話。思いもよらなかったことを言われ、嬉しくなった

「外に出てこれる?」
という、彼からの急な電話に驚きながら、
エレベーターに乗り、
出口のある1階に着くと、
彼が待っていました。

「突然、電話してごめん。
僕も忙しかったし、美奈も忙しいのはわかっていたけど、
最近会ってもいないし、電話もしていないから、
元気かな?って思って。そしたら、急に会いたくなっちゃって
電話しちゃった。勝手にごめん。」
と言ってきました。
「私もちょうど、後輩と話している時に、
全く同じことを思って、電話しようとカバンから携帯を
取り出したら、電話が来たから驚いちゃった。
同じことを思っていたなんて、すごい偶然だね。」
と伝えました。
すると、彼は嬉しかったようで、
「本当は、今晩ゆっくりと食事しながら話をしたいと思ったんだけど、
美奈、プロジェクトで忙しいよね?
ちょっと大事な話なんだけど、今10分くらいなら大丈夫かな?」
と言われて、後輩にも伝えてきたし、
もうすぐ昼休みだから、“大丈夫”と伝えました。
「お互い今、仕事で忙しいと思うんだけど、
今の僕にとって、君はとても大事な存在なんだ。
会ったり、一緒にいる時間は今は少ないと思うけれど、
僕としては、これからもずっと一緒にいたいと思うんだ。
だから、今度、1度、僕の両親に君のことを紹介したいと
思うんだけど、いいかな?
急に呼び出して、ムードも無いこんなところでゴメン。
でも、ずっと考えていたことで、君に今会ったことで、
決心がついたんだ。あ、別に結婚とか、急な話ではないから。
ただ、両親に、今、僕の大事な人として紹介したいと思っただけだから。
結婚とかはこれからゆっくり決めるとして、まず、紹介をしておこうと思って。
最近、結婚しないのか?ってうるさいんだよね!付き合っている人がいるから
って言っても、しつこく聞いてくるから、一回会ってもらえれば納得してくれると
思うし、ダメかな?」
と、聞いてきました。
私は、突然の彼の告白に驚きと嬉しさで、そこが会社であることを忘れ、
泣き出してしまいました。
結婚のこともきちんと考えてくれていたことも嬉しかったです。
泣きながらも「はい。よろしくお願いします。」と伝えました。
私の返事を聞いた彼も、安心したようで、
「良かった。ありがとう。じゃあ、また今度、日にちを決めようね。
仕事の途中にごめんね。午後から仕事をもっと頑張れそうだ。
ありがとう。じゃあ、また。」
と言い、彼は職場に戻りました。
私は周りに人がいる前で、泣き出してしまい、恥ずかしかったですが、
彼の気持ちに感謝し、化粧室で乱れたメイクを直しながら、
職場に戻りました。
隣の席の後輩から、「大丈夫でした?何か言われちゃいました?」
と心配されたので、
「ううん、良いことだから大丈夫。ありがとう。
でも、まだ内緒にしておくね。言える時が来たらきちんと言うから。」
と伝えました。
すると、
「良かったですね!報告を楽しみにしています。」
と言ってくれました。
私は、気持ち新たに、午後の仕事を始めました。

 

 

 

 

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